ウォーミングアップ【その1】#045

ティップネス京橋とグンゼスポーツクラブポートウェーブ西宮で美脚・美尻専門のパーソナルトレーナーとして活動している田中祐樹です。

 

先日はウォーミングアップの重要性についてお伝えさせていただきました。
今回からはもう少し段階毎に掘り下げていこうと思います。恐らく3回ぐらいになると思います。
ウォーミングアップのやり方でトレーニングの効果が非常に変わります。大事な事なので細かくお伝えしていきますね。

 

まずは姿勢を自然な状態に戻します。一番いいのは歩いたり、何かの運動をしている時にそうなる事が望ましいですが、わかりやすく立った状態で判断していきます。

理想な状態は
足首・膝・骨盤や肩などが左右同じ高さにある事です。この調整方法に関しては足の裏や足首など下からアプローチする方法と目線や首など上からアプローチする方法があります。

ちなみに僕は土台である足元からアプローチさせていただいています。

 

そして前後のバランス。
踝、膝、骨盤、肩などが前後のバランスよくある事が重要です。ダルマ落としやジェンガなどを想像してもらうといいかもしれません。ちゃんと乗っていないとグラグラしますよね??
基本はこの2つ。他にも捻れなども考慮します。

 

この事を考えながら筋膜リリースを行ったり、ストレッチをしたりと人によりアプローチの場所や方法が異なります。筋肉の緊張のバランスなどにより姿勢が崩れる原因となっています。
その中で動きに制限のある関節を中心に動きが出るようにアプローチします。といっても全ての関節が自由に動き回っていい訳ではないので、動いて欲しいけど動いていない関節を動かします。

 

このように各関節が理想的な動きをしたり、筋肉の緊張をほぐします。
そうやって身体を緩めてあげる事で自然な状態へ姿勢を導いてあげやすくなります。これを行わないとなかなか自然な姿勢を意識する事ができません。

 

よく『姿勢を○○のように意識して〜。』などと聞く事があると思います。
身体の筋肉のバランスなどが崩れているので、そのままだとなかなか難しい事なんですね。そこで頑張って姿勢を意識するとまた違う所に力が入ってしまいます。
まずは緩めて動きを出す事が重要です。

 

物事には何にでも順番があるように、身体作りにも順番があります。面倒だと思わずに土台からしっかり作っていくようにしてくださいね。

 

今回も長文に最後までお付き合いいただきありがとうございます。

次回はウォーミングアップその2です。