運動だけでも食事だけでもダメなんです#213
田中 祐樹
痩せる為には【運動 or 食事】どっちが大事？
先日、ダイエット企画の番組がありました。
その日以来、その番組内容について様々な質問をいただきます。
ですので、本日は田中の考えをお伝えさせていただこうと思います。
テレビの見栄えを一番に考えてのことだと思いますが、【運動】に対して一番フォーカスしていました。
いくら激しい運動を１か月続けたとしても、そんなにダイエットに効果があるとは思いません。
むしろ、あの合宿が終わった後に自分で継続できるかが疑問に思いました。
１か月という期間が決められているので、あそこまで厳しいトレーニングでもなんとか頑張れたのではないでしょうか？？
テレビの企画という事もありますし、周りに仲間がいるという環境も大きかったと思います。
テレビの中であまり大きく取り上げられなかった【食事】
こちらの影響が大きかったと思います。
食事メインにして１か月間のダイエット合宿をしても、テレビ的には何も面白くありませんよね？？
トレーニングを行う事も大事ですが、食事をしっかり意識していたからこそあそこまで体重が落ちたのだと思います。
特にあそこまで体重が増えてしまった方には、先ずは食事の改善が必要になります。
よく
『体重減 ＝ 痩せる』とは違います。
という事をお伝えさせていただいてますが、ここではまた話の次元が違ってきます。
元々、一日に摂取しているカロリーが異常に多いんですね。
ですので、そこを少し意識すると体重は下がります。
そこで一気に摂取カロリーを落とし過ぎると、しんどいですよね？
ですが、あの番組ではかなり摂取カロリーを制限していたと思います。
また、最終的に何キロ落ちたか？という数字にばかり焦点を当てていましたよね？？
Aさん、Bさん、Cさんの３人が全員１０キロ体重が落ちました。
元々の体重はAさん９０キロ、Bさん１００キロ、Cさん１１０キロです。
そうするとAさんの下がり幅の方が一番大きいですよね？？
重たい方の方が体重が下がりやすいんです。
運動は必要ない？？
そうなると『運動は必要ないんじゃない？？』
と思いますよね？？
運動も必要です。
中には体脂肪率が５０％の方もいらっしゃいました。
体重が重たくなると、身体を支える為に筋肉量もそこそこ多くなります。
体重が落ちると、身体の体積が減ります。
すると必然的に筋肉も減ります。
それをなるべく食い止める為に運動が必要とよく言われます。
ですが、あのような激しいトレーニングは必要ないと思います。
体調不良を訴える方、膝や腰などが痛くなる方がいらっしゃいました。
体重が増えたことによって身体の様々な所に慢性的に負担がかかっています。
それをそのままにして運動することによって、負担のかかっている場所にどんどんとダメージを与え続けています。
そうしたら。。。
痛くなりますよね？？
そうならない為にも、身体の筋肉のバランスを整えたり、使い方の練習をする事が必要なんですね。
ダイエットにおいて
追い込むことは誰にでもできます。
ですが、理想的な身体の状態に近づける事がトレーナーの腕の見せ所です。
貴方も『年内に痩せよう！』と思って、無理な食事制限や過度な運動は避けてくださいね。
しんどい思いをするだけですし、絶対に続きません。
やるならばずっと続ける事のできる事をやりましょう。
本日も最後までありがとうございます。
型崩れしない一生モノのパンツスタイルをつくりあげる
美ボディシルエットメイクトレーナー
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