キレイになる為にはインナーマッスル?#658

「インナーマッスルとアウターマッスル

どちらが大事ですか?」

「インナーマッスルがダイエットに効果的」

 

長く議論されている問題です。

 

田中がいつもお客様にお伝えするのは

『どちらも大切です。』

 

インナーマッスルが無いと

アウターマッスルは使えませんし

 

アウターマッスルが無いと

インナーマッスルも使えません。

 

そもそも

インナーとアウターを分けて考える事

これがナンセンスです。

 

カラダは全て繋がっています。

インナーもアウターも同じ筋肉なんです。

 

よく

「インナーを鍛える事が大切」

「アウターを使わずにインターだけを使って」

などと指導する人がいますが

ぶっちゃけると間違っています。

 

まず

【インナーを鍛える事が大切】

 

これに関してですが

インナーと呼ばれている部分は

鍛える事はできません。

 

実はこの部分の筋肉は

【使えているか】【使えていないか】です。

 

元々ある筋力を10とすると

アナタの使っている筋力が3だとします。

 

この部分を10使えるようにする事

これがトレーニングの目的です。

 

インナーと呼ばれている部分は

鍛えて強くなる訳ではありません。

 

使えるようにする事が目的です。

 

あえてインナーとアウターに分けるなら

この部分で分ける事があります。

 

次に

【インナーだけを使って動く】

 

よくトレーニングの動画などで

このような表現を使うひとがいます。

 

先程も言いましたが

カラダは全て繋がっています。

 

インナーだけを使ってアウターを使わない

とか

太ももを使わず、お尻を使う

などの指導をする人がいます。

 

●●を使って△△を使わない

 

という事は不可能です。

 

なぜならカラダは繋がっているから

 

どこかの筋肉を使うにしても

様々な筋肉などが働きます。

 

ある一つだけの筋肉を使う事はないですし

△△を使わない!

という事はできません。

 

また腹筋に関しても

沢山の細かい筋肉で形成されています。

 

お腹のアウターを使わずにインナーだけで!

という指導者は

 

ハッキリ言って信用できません。

 

なぜならカラダの事を分かっていないから

 

確かに10年以上前では

【●●を使って△△を使わない】

という理論もありました。

 

それが広く広まったこともあり

未だにその理論で動いている

 

つまり

 

全くそこから進歩していない

 

ということになります。

 

△△の筋肉を使わずに動かす

という事は不可能ですが

 

△△の筋肉に頼らずに動かす

という事が大切です。

 

同じように聞こえますが

全く違います。

 

トレーナーの質は

指導方法

指導する時のニュアンス

信頼性

という事が大切です。

 

テレビや雑誌などを見ても

平気で信頼性を疑うトレーナーもいます。

 

新型コロナウイルスの影響で

様々な価値観が見直されています。

 

その辺りもしっかり判断して

信頼できるトレーナーを見つけてくださいね。

 

応援しています。

 

頑張ってください。

 

繰り返しになりますが

インナーと呼ばれる筋肉も

アウターと呼ばれる筋肉も

両方大切です。

 

トレーニングも食事も同じですが

【●●だけ!】

という考えは避けてくださいね。

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大が

なるべく早く収まることを願っています。

 

 

美ボディシルエットメイクトレーナー

田中祐樹