身体は繋がっている#051
田中 祐樹ティップネス京橋とグンゼスポーツクラブポートウェーブ西宮にて美脚・美脚専門のパーソナルトレーナーとして活動しています田中祐樹です。
10月になって日中も肌寒くなってきましたね。
トレーニングにおいて単一の場所だけを鍛えるというトレーニング方法は無いと思っています。
二の腕を細くしたいから二の腕のトレーニングを教えてください。
内腿が気になるからそこを引き締めるトレーニングしたいです。
お尻を引き上げたいのでお尻だけ鍛えたいんですけど。
と質問されるとします。僕の答えは一言で言えば『NO』です。
以前も書いた事があるのですが、その質問を受けた時に反射的にその部分を鍛えるというトレーニングを案内する人には疑問を抱きます。
何故か？？
身体は全て繋がっています。すなわち筋肉は全て繋がっているんです。
一つの筋肉を動かせば他にも沢山の筋肉が動きます。
その部分を中心に刺激が入るようにトレーニングしたりや、結果的にその部分が引き締まるようになるトレーニング方法をお伝えしています。
またはAというトレーニングをする時に太腿の前側にはあまり刺激が入らず、太腿の裏側に刺激が入って欲しいからする方法などもあります。
正しい姿勢・正しいフォームでトレーニングをしていれば、常にお腹にスイッチが入っている状態になります。
だから腹筋ばかりやらないでもウエストもくびれたりするんですね。
お腹にスイッチが入っていない状態でトレーニングすると、腰にばかり頼ってしまいます。そうするとお腹はもちろんお尻にも刺激が入らないんですね。
さらに頑張ってトレーニングしているのに腰を痛めてしまう原因にもなります。せっかく頑張って綺麗になろう。健康になろう。とトレーニングしているのに腰を痛めてしまっては意味がないですよね？それにより動けなくなったりするするのでは逆効果です。
同じようにトレーニングを頑張ってるのに膝を痛めてしまったりとか肩を痛めてしまう事も原因は同じだと思います。
その場所だけを見ずに全体的に身体を見てあげるようにしてくださいね。
一つ前の投稿でもお伝えしましたがトレーニングについての考え方は人それぞれ様々です。あくまでも僕個人の見解ですので、『それは違う！』という考えの方も沢山いらっしゃると思います。いろんなトレーナーの方を見ていただいてご自身に一番マッチする考えをお持ちの方を見つけてくださいね。
本日も長文に最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。
