脂肪は筋肉に変わるの？＃676
田中 祐樹『トレーニングで脂肪を筋肉に変えましょう！』
とか
『筋肉が脂肪に変わっちゃって…』
という事をよく聞きますよね。
これは全くのデタラメです。
こんな事を言っているトレーナーは
完全にヤバイ人ですね。
脂肪は筋肉に変わらないし
モチロン、筋肉も脂肪になりません。
そもそも別モノだからです。
焼肉やステーキをイメージしてください。
赤身と脂肪部分は別ですよね。
一緒にはなりません。
そうでなければ霜降り肉はできません。
全部混ざってしまうから。
なぜ
【脂肪を筋肉に変える】
とか
【筋肉が脂肪に変わる】
という言葉が広まっているのでしょう？
実際には
【筋肉は変わらずに、脂肪が増減している】
という状態なんですね。
アナタがハードなトレーニングを日々行っている
そうすれば筋肉は微増します。
繰り返しますね筋肉は微増です。
ちょびっとだけ増えます。
トレーニングして簡単に筋肉がついたら
街中はボディビルダーだらけになります。
でもそんな人は見ないですよね？
そのちょびっとだけ筋肉が増えた人が
全くトレーニングをしない日々が続くと
その増えた筋肉は落ちます。
普段から特にトレーニングをしていない。
または週１～３回トレーニングしている方
毎日やってるけど、ハードにはしていない。
などという方であれば
筋肉が減ってしまう。
という事はありません。
寝たきりになってしまったり
極端に動かない生活が続けば別ですよ。
だから脂肪が増えたり減ったりする程度です。
でも中には
『私はトレーニングしたらすぐにゴツくなる。』
『トレーニングするとすぐに逞しくなる。』
という方もいらっしゃいますよね。
そう感じる方の多くは
トレーニングしたら肩が発達する
というお悩みがあると思います。
それにもちゃんと理由があります。
肩は脂肪が付きにくい場所です。
逆を言えば
肩は脂肪が落ちやすい場所でもあります。
だからトレーニングなどをすると
肩の脂肪は比較的に落ちやすいので
筋肉の存在が見えやすい場所です。
『肩に筋肉付いたな～！』
と思うのはこれが理由の１つです。
もう一つ理由があります。
肩はカラダの中でもよく動く場所です。
筋肉を沢山動かすと
そこに血液が沢山流れます。
するとそこがパンッと張りが出ます。
なのでトレーニングをする事によって
肩が張っている感じが出ます。
アナタが肩が発達しやすいな～！
と感じている原因はここでもあります。
この２つが主な理由です。
また、トレーニングフォームによっては
肩にばかり刺激が入ってしまうために
本当に肩が発達する場合もあります。
だから間違ったフォームでトレーニングをすると
アナタが望んでいない体型になります。
これは太ももなどでも同じです。
『太ももを細くしたいのに
トレーニングすると太くなる。』
という事にお悩みの方は多いですよね。
アナタも同じだと思います。
これも肩と同じような理由なのですが
どうしてもカラダを動かすときは
太ももの前側をメインに使ってしまいます。
太ももを引き締めるトレーニングをしても
太ももの前側ばかりを使ってしまうので
トレーニング後は太ももに張りが出たり
それを繰り返す事で逆に太くなってしまいます。
脚痩せしたいのであれば
太ももの裏側をメインで使う必要があります。
でもそこの使い方が分からない。
日常生活でも太ももの前側ばかり使うので
いざ裏側を使おうとしても使えません。
その場所をしかっり使えるようにする。
使えるような状態のままで生活をする。
これが脚痩せの為に必要な事です。
最後は脂肪が筋肉に変わってしまう話
ここから逸れてしまいましたが
筋肉が発達しやすい
とか
トレーニングするとごつくなりやすい
という方は
カラダの使い方や
トレーニングのフォーム
どちらかに問題がある事が多いです。
正しいトレーニングを繰り返せば
アナタのカラダはキレイに引き締まります。
頑張ってくださいね！
応援しています。
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美ボディシルエットメイクトレーナー
田中祐樹
田中がどのようなトレーニングを指導しているか
雰囲気を映像にてご確認いただけます。
以前出演させていただきました
100日後に痩せる芸人
ふるさとアスリートが教えるダイエット
に再び出演させていただきます。
11月30日（月）21:00～21:30
コチラのサイトでご覧いただけます。
前回の様子もご視聴いただけます。
